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愛すべき地球の生き物(Life)を紹介・解説
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脊索動物門 > 哺乳綱 > 鯨偶蹄目 > シカ科 > トナカイ属 > トナカイ
和名のトナカイはアイヌ語にちなむ。
漢字では「馴らされた鹿」という意味で馴鹿と書く。
英語では reindeer (レインディア)という。ノルウェーでトナカイを意味した古語 hreindýr に由来する。
北アメリカでは野生種のトナカイを caribou (カリブー)と呼ぶが、これは北米インディアンのアルゴンキアン族の言葉で「引っかくもの」を意味する xalibu から来ているという。
学名は Rangifer tarandus (ランギファー タランドゥス)。
分布: ユーラシア / 北アメリカの北部
食性: 草食
体長: 1.2~2.2m
尾の長さ: 10~25cm
体重: 120~300kg
寿命: 13年(野生) / 20年(飼育下)
いくつかの亜種があり、ツンドラトナカイとシンリントナカイの2グループに大別される。
主食はトナカイゴケというハナゴケ類や、ヤナギ、ポプラなど。また、レミングやハタネズミなどの小動物を食べることもある。
普通シカの仲間はオスにだけ角があるが、トナカイはメスにも角がある場合が多い。ただし、シンリントナカイのメスの30~40%は角を持たない。
オスの角は長く、枝分かれしていて、先端が少し平たい。メスの角はオスよりも小さくシンプルな形になっている。
ツンドラトナカイは4月~5月になると群れで北方へ移動し、8月~9月になるとまた南部の森林へ帰っていく。その移動距離は600~1200キロメートル以上にもなるという。
トナカイと言えばサンタクロースのソリを引く動物だというイメージがあるが、このイメージを最初に描いたのはアメリカで1821年に出版された『子どもの友――新年の贈り物、5歳から12歳の児童へ』(The Children's Friend: A New-Year's Present, to the Little Ones From Five to Twelve)だという。
8ページの挿絵と8連の詩を載せた作品。作者は不明。
1823年にトロイの『センティネル』紙で発表された詩。
その内容は、クリスマスの前の夜、子供たちが眠っている頃に聖ニコラウス(サンタクロース)が8頭のトナカイの引くソリに乗ってやってきて、靴下を贈り物でいっぱいにして去っていったというもの。
作者はクレメント・クラーク・ムーアだとされるが、ヘンリー・リヴィングストン・ジュニアだとする異説もある。
サンタクロースとトナカイを関連付けるイメージを広く定着させた作品のひとつ。
ロバート・ルイス・メイの童話。1939年にシカゴのモンゴメリー・ウォード百貨店で販売促進用の景品として発表された。
仲間はずれにされていたトナカイのルドルフが、サンタクロースの助手になるという物語。
主人公のトナカイの名前については、ルドルフの他にも候補があったようだが、メイの4歳の娘によってルドルフが選ばれたそうである。
1949年にはこの童話を元にしたクリスマスソング『赤鼻のトナカイ』がジーン・オートリーの歌で発表され(作詞・作曲はジョニー・マークス)、初年だけで200万枚が売れた。『赤鼻のトナカイ』は現在でもクリスマスソングの定番曲として知られている。
フィンランド語でいう poronkusema(ポロンクセマ)という単語は、「トナカイが休憩せずに疲れず移動できる距離」を表しているという。トナカイが人々の生活に深くかかわっていることが窺える言葉である。
主な参考資料
[文献]
『世界大博物図鑑』5 哺乳類: 306-307、310ページ 荒俣宏 平凡社 1988
『いきもの探検大図鑑』: 144ページ 小学館 1997
『サンタクロースの大旅行』: 70-72ページ 葛野浩昭 岩波書店 1998
『世界動物大図鑑』: 241ページ デイヴィッド・バーニー 総編集、日髙敏隆 日本語版総監修 ネコ・パブリッシング 2004
『図説 クリスマス百科事典』: 225-226、335-337、392、583ページ ジェリー・ボウラー、中尾セツ子 日本語版監修、笹田裕子 成瀬俊一 日本語版編集委員 柊風舎 2007
[ソフトウェア]
『Microsoft エンカルタ 総合大百科 2009』 Microsoft 2008